ヘンプミルク(麻ミルク)ってどんな栄養や効果があるの?メリット・デメリットやおすすめヘンプミルクをご紹介します!
一昔前はミルク=牛乳でしたが、オーガニックブームのおかげで大豆のミルク(豆乳)やアーモンドミルクなどの植物由来のミルクがあることも知られてきました。
そして、麻からもミルクが作れます。麻ミルクやヘンプミルクと呼ばれています。
この記事ではヘンプミルクってどんなものか、栄養や飲み方、おすすめブランドをご紹介します。
目次
牛乳は日本人に不向き?ヘンプミルクがおすすめ!
牛乳は健康に良いと言われる一方で、健康に悪いという話もあります。
それは、牛乳は欧米人には問題ないけれど、元々乳製品を食べる習慣のなかった日本人には合っていないせいだとか。(諸説あります)
たしかに考えてみると、「健康に良い!」といって学校でも出るくらいメジャーな牛乳ですが、アレルギーがあったり、飲むとお腹を壊す、という方が一定数います。
牛乳=悪、ではないけれど飲めない人は確実にいるという感じですね。
そこでオーガニックブームもあって牛乳じゃないミルク「豆乳」が注目されました。
豆乳は大豆から作られるミルクで、大豆に含まれる栄養はしっかり摂取できるし乳製品アレルギーの人も安心して飲むことができます。牛乳の代替品として今ではどこのスーパーに行っても売られているほど定番ミルクになりました。
ただ、大豆には遺伝子組み換え問題があったり、味が苦手という方もいます。たしかにそのまま飲むにはちょっとクセがありますよね。
そこで最近にわかにブームになっているのが植物性ミルクと呼ばれるミルクです。
飲みやすいアーモンドミルクが特に人気ですが、タイカレーなどによく使われているココナッツミルクも甘味があって美味しいです。
そして植物性ミルクのひとつにヘンプミルクもあります。
ヘンプミルクなどの植物性ミルクは乳製品不使用
ミルクと名がついていますが、ヘンプミルクをはじめ植物性ミルクは乳製品不使用です。「乳製品」というのは牛などの動物性のものを指しているんです。
ヘンプミルクの原材料はヘンプシード(麻の実)です。
ヘンプシードナッツがあれば、自宅で簡単に作ることもできます。
現代人に必要な栄養が豊富なヘンプシード
ヘンプシード(麻の実)は美容と健康に良いスーパーフードとして人気がありますよね。
ヘンプシードは9種類の必須アミノ酸を全て含み、鉄や亜鉛などのミネラルも大豆より豊富に含まれています。
ヘンプシードについては別記事も書きましたのでよければ参考にしてください。
ヘンプミルクのデメリットとは?
ヘンプミルクはコップに注ぐだけで気軽に麻の豊富な栄養を摂取することができます。
もしそのままだと飲みにくい場合は、甘味をプラスした商品や自身でメープルシロップやステビアを入れると飲みやすくなります♪
ヘンプミルクのデメリットがあるとすれば、消費期限が短いことです。
ブランドにもよりますが、未開封だと比較的長く保存できますが開封すると5日以内を目安に飲み切るのがおすすめです。これはまあ豆乳などもそうですが。
また、大豆やアーモンドに比べて原材料が高い分、ヘンプミルクは少しお高めです。
身体に優しいけれど財布には厳しいのがデメリットです。
ヘンプミルクの作り方
ヘンプミルクは自分で作ることができます。
ヘンプミルクの簡単な作り方です。
・ヘンプシードナッツ 100g
・お水 200cc
・メープルシロップ(お好みで)
①ヘンプシードナッツと水100ccをミキサーで混ぜる
②お鍋にいれ、水100ccも投入して弱火~中火でゆっくり混ぜながら煮る
③ざるでこせば完成!
ちなみに残ったものは「麻おから」に♪
レシピは下記の本を参考にしました。他にも麻料理のレシピがたくさん載っている良書です!
おすすめヘンプミルク
日本で購入できるおすすめヘンプミルクをご紹介します!
というか執筆時点で1ブランドしか見つかりませんでした!ヘンプミルク市場少ない;;
エコミル(EcoMil)有機ヘンプミルク ストレート(無糖)
エコミルはスペインのオーガニックミルクブランドです。
エコミルのメインアイテムはアーモンドミルク。アーモンドやココナッツ、ヘンプミルクを取り揃え、牛乳や豆乳とは違う植物性ミルクの魅力を発信しています。
気軽にヘンプミルクを取り入れてみませんか?
いかがでしたでしょうか?少しでもヘンプミルクへの興味は高まりましたでしょうか?
気になったら試すが一番です!ぜひ一度トライしてみてください♪